茅ケ崎市 Y邸
Yさんご夫妻のためにつくった邸は、
1階が奥様の手作りパウンドケーキやクッキーのお店「焼菓子工房
Sainte-Enfant」、上階がお住まいというつくり。
住宅街の細道を入ったところにある、まるで隠れ家のような素敵なお店です。
「焼菓子工房 Sainte-Enfant」
住所:神奈川県茅ヶ崎市共恵2-5-28 場所はこちらです。
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上階の住居部分の画像集も合わせてご覧ください。こちらです。
(奥様)
私たちはこの茅ヶ崎という町が大好きで、それで越してからしばらくは賃貸でマンション暮らしをしていました。その場所がエバーさんの本社のすぐ近くだったので、エバーさんの存在は知っていました。
それから家を建てようということになり、じゃあどこに頼もうか、という時に、あるシステムを利用したんです。それは、某会員システムで、全国の建築士を紹介してくれるものでした。その中から仙台の建築士の方のつくる家がとても気に入り、その方にお願いをしました。
(ご主人)
ただ、そのシステムの条件というのが、建築士は全国から自由に選べるけれど、工務店は家を建てる地域ごとに決められているものでした。なので、デザイナーさんは自由に選べるのに、工務店はあらかじめ決められていて、こちらで指名することはできなかったんです。その頃にはもう今の土地を購入することは決まっていて、後は設計士さんのデザインを見て家を建てるだけ、という段階にまで来ていたんですが・・・
その工務店さんというのがどうも納得ができませんでした。仕事が雑に感じたのと、その割には値段が高かったんです。工務店さんに問題を感じたので、結局その会員システムを利用することは断念しました。
(奥様)
それからは設計士さんありきで考えるのではなく、地元にもきっといい仕事をする設計士さんや工務店はあるだろうと思い直して、地域の2~3の会社に声をかけさせていただきました。その中にエバーさんも参加していただきました。
(ご主人)
そうしたら、エバーさんが一番しっくりきたんです。(しっくりきた、というのは?)しっくりきた、というのは、モデルルームなどを見せてもらってわかったのですが、設計力やデザインセンスがやはり他社とは別のレベルにあると感じました。既製品に頼っていないし、既製品を選ぶにしてもたくさんの選択肢があります。細かい
ところひとつにこだわりが効かせると感じました。
もうひとつは、まったく一から家をつくっていくという感覚です。実際、地域の工務店さんで年間100棟の実績がある工務店さんに行った時には、内装やテイストの異なるモデルプランがいくつかあって、そこから差し引きして家をつくっていくという感じでした。あらかじめ型ができている、というか。
(奥様)
私たちの場合はやはりまず建築士さんを選びたい、という嗜好があったし、一から家をつくっていきたかったんです。だからエバーさんのやり方というのは、担当のデザイナーさんが密着してくれて、その上でしっかりした施工力があるのだから、望んでいたやり方にとても近いものでした。
(ご主人)
ある程度のモデルプランが決まっているやり方というのも理解はできます。そうすることで材料を大量かつ安価に仕入れて全体のコストに反映させるわけですから。多少の妥協はしても、少しでも安い方がいい、と思う方や、ディテールにはあまりこだわらなくていい、という方だったら、そういう会社にお願いすることは悪くない選択だと思います。
(奥様)
エバーさんはチャレンジしてくれる会社だと思います。私たちの要望には、まず挑戦をしてくれました。うれしいことなのですが、チャレンジしてくれることって実はとても大変なことだと思うんです。だって、今までやったことがないようなことだったら、その分リスクもつきまとうわけですから。その一例があの窓(屋根下の小窓)なのですが、いただいたプランに私たちが「もっと風通しをよくしたい」という希望を入れたことから追加してくれました。何気ないことのように思えますが、実際は例がないことなので大変だったろうと思います。おかげさまで室内の通気性は飛躍的によくなったので、チャレンジしてくれたことにとても感謝をしています。
(ご主人)
思い出したんですが、エバーさんの図面って、ほかの会社が描いてくれた図面とは、違っていたんですよ。具体的にどこが、というものではないのですが、とても楽しそうに考えてくれているのが図面から本当によく伝わるんです。家をつくることを心から楽しんでいる感じがして、とてもうれしくなりました。
■自分たちの望んでいた「一からやる家づくり」というのが、完璧にかなえられたことです。たくさんのわがままを気持ちよく考えてくださって、本当に感謝しています。
同時に夢のお店もできました。ありがとうございました。
■打合せの内容が、つねに前の週の流れを組んでいくのではなく、飛び飛びになることがありました。そうすると、お願いしたことは進んでいるのか、今どのような段階にあるのかなどがわからなくなってしまい、多少不安になることがありました。(実際は全てクリアされていたのですが。)可能であるなら、次の打合せの概要を知らされていると、施主側としてそれまで何を考えておけばいいのか、という心構えが持てると思いました。