人々が安全に暮らす上で欠かせない職業に従事していらっしゃるKさんは、家づくりにおいてもはっきりとしたポリシーをお持ちの方でした。そのポリシーとは、一言でいうなら「骨太の家」。構造面
で強く、頑丈で、安心して長く暮らせる強さ重視の家です。ご自身でも勉強され、行きついた結論は、でっぱりがない長方形のかたちが最も強いということ。これはご主人のおっしゃる通
り、構造上でも最も強いつくりになります。(家とは外側から見てでっぱりの部分ほど、そこへの負担が影響し家全体の強度が損なわれてしまう場合が多々あります。構造オンリーで考えるなら正方形の家が最も理想的であるというのが定説です。)
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