地下防音室の天井高をとるためには、ちょうど下が地下室の天井にあたる1階床の中央部分を持ち上げて考える必要がありました。そのためにできる段差を逆に利用してフロアにアクセントをつけたり、こあがりを設けるなどしてスペースをフル活用するプランをプレゼンテーション。間取りは1階が玄関、和室(こあがり)、寝室、2階に広々とした吹抜けのリビング、無垢のパイン材を用いたフローリングの広々とした空間は、いずれお子様が大きくなった時に個室として仕切れるためのスペースも考慮されています。
また、エネルギーの研究をされているAさんの結論として、ガスを一切使わないオール電化を実現しました。エコキュートシステムのフル活用、深夜電力を利用した蓄熱暖房機の設置など、Aさんの思う次世代への対応、安全対策、地球環境への配慮などが反映されています。
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