茅ヶ崎市 A邸
 
「Eベースが弾きたい」それが始まり。
 
 エネルギー関連の某大手企業で日々研究に余念のないAさんは、二本の公道がぶつかる三叉路の、尖った二等辺三角形のようなかたちをした所に家を建てることを決め、EverGreenHomeへご相談に訪れてくださいました。
 そもそも、その土地を選んだのには理由があります。Aさんの趣味は音楽。大好きなエレキベースが練習できて、時にはバンドのメンバーと練習ができる、そんな憧れの自宅スタジオが欲しい。そこで二辺が道路、残りの一辺は駐車場という、音が漏れても大丈夫そうな土地物件に目をつけたのです。
 
 
 
 地下防音室の天井高をとるためには、ちょうど下が地下室の天井にあたる1階床の中央部分を持ち上げて考える必要がありました。そのためにできる段差を逆に利用してフロアにアクセントをつけたり、こあがりを設けるなどしてスペースをフル活用するプランをプレゼンテーション。間取りは1階が玄関、和室(こあがり)、寝室、2階に広々とした吹抜けのリビング、無垢のパイン材を用いたフローリングの広々とした空間は、いずれお子様が大きくなった時に個室として仕切れるためのスペースも考慮されています。  また、エネルギーの研究をされているAさんの結論として、ガスを一切使わないオール電化を実現しました。エコキュートシステムのフル活用、深夜電力を利用した蓄熱暖房機の設置など、Aさんの思う次世代への対応、安全対策、地球環境への配慮などが反映されています。
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三角形の立地スペースを最大限に活用。さらにはご主人の趣味の楽器をたのしむための地下防音室まで設計しました。

リビング、ダイニング、キッチン、そして地下室と、まるで迷路のように暮らしがからみ合うユニークな空間構成。

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