CHIGASAKI ‘T’House

 

 
アイデアがたくさんかたちになった。だから、毎日が楽しい
 
 
 
 
  アイデアがいっぱいつまった個性的なT邸は、昨年秋に行った完成内覧会で会場としてご協力をいただき、観にいらしたお客様にも大変ご好評を頂戴いたしました。
  まず驚くのが、玄関入ってすぐ、いきなりの大胆な吹き抜けです。ここには滑車とロープが天井から吊るされました。 カラカラカラっとロープを引いて上下階でものの やりとりができるという、お施主様の楽しい発想です。間伐材を有効利用しかつ暖房費の節約にも貢献するペレットストーブの存在感が光っています。(ペレットストーブの解説はこちらで詳しくしています。※06年10月記事)
  外観からしても、そして中に入ってもそうですが、無垢の質感を活かした家づくりがなされています。このT邸ではEVERGREENHOMEが推奨する「神奈川県産木材」が随所に使用されています。地場の木材を使い、「その土地の家はその土地の木を使え」という古くからの教えに従い、輸送にかかわるCo2の排出を抑え、同時に調達コストを下げる、そんなエコな発想をもった住宅です。
 
 
 
 
 
 
 
 

集い、憩う場所。2階へ。

 
 
 
  階段を上がると、この邸の開放感はよりいっそう高まります。キッチン、リビング、ウッドデッキに至る直線的なレイアウトは、その広々感を意識してデザインされました。
  それだけでなく、2階にも随所に工夫や遊び心が加わっています。

  たとえば、仕切りのない2カ所のロフトは、リビングに集う人を見下ろすような爽快なスペース。天窓もあります。

 秀逸なのは、洋のウッドデッキに隣接した、にじりの小上がり。和の異空間であるのに、この家ではとてもしっくりとなじんでいます。小さなスペースですが、この家にとっては大きな存在感です。
 
 
 
 
シンプルなキッチンスペースの奥にある、器を一覧できるラックスペース。
 
 
 
 
 
ロフトで、デッキで、小上がりで、ゴロ寝するのに迷う家。
内容に関する一切の無断使用を禁じます