茅ヶ崎市 H邸
POINT | 昨年3月に開催された柳島の完成内覧会からのお付き合いのお客様で、土地購入のご検討中からご相談を受けていました。 設計面では、角地で鋭角な台形の変形敷地、敷地境界から後退しなければならない風致地区の規制等を踏まえ、最大限広く建築できる案を模索。基本設計の段階でまったく違う案を3案作成し、広がりを感じられる家をめざして若いお施主様夫婦と試行錯誤していきました。 プランの中で大きな特徴は、LDKと連続した蔵とその上の空間、そしてリビングから玄関が見える小窓。当初のご要望をこの敷地で全てかなえるのは難しいと感じていましたが、お二人の柔軟な思考があり、予想以上に広がりのある家を実現することができました。結果、39㎡弱というミニマムな空間の中に、色々な要素をぎっしり詰めこむことができたと感じています。 打合せの前後の予習復習は必ずやってくるという(お二人の酒の肴だということ)、大変優等生なお施主様(失礼!)でした。最後の方には「もう終わりですか・・・」と寂しそうにつぶやいて・・・。そして「もう一回家を建てたいな~」と一言。うれしい限りです。 |
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