茅ヶ崎市 U邸(共同住宅)
POINT | オーナー様の親夫婦のための住戸と、賃貸アパート3戸、計4戸の集合住宅の計画。敷地は、茅ヶ崎の柳島、小出川沿いで周囲は畑に囲まれているため視線をさえぎるものがなく、気持ちのよい場所です。 北側が川に面しているので、半永久的に視界が確保されている一番条件のよい方向に、オーナーズルームを計画することをまず一番に考えました。そして、賃貸アパートはできるだけオーナーズルームと接しないよう、間に共用階段を設け、ボリュームを分ける計画としました。さらにアプローチもオーナーと賃貸が別々となるように計画し、できるだけお互いが顔を合わせずに生活できるよう工夫しました。 外観は白のガルバリウム鋼板横葺で屋根から壁までを包み込み、モノコックな表情にしました。住宅街によくある町並みに対するインパクト、畑の土の上に偶然置いてあるような感覚、電車からの視点を総合してこの表現にたどり着き ました。まるで模型が置いてあるかのような、ステルス戦闘機のような、遠近感のない不思議なボリューム感をもった建物になったと思います。 お施主様は、弊社にご協力いただいている電気業者様で、エバー代表の猪狩とも古くからのお付き合いをされている方です。今回の邸は、ご自身のためではなく、ご両親へのプレゼント。今後はご親戚一同の集いの場所になります。内装は、こちらの提案にご理解いただき、ほぼご提案通りに進めさせて頂きました。色や素材は、明るくくつろげる空間づくりを意識し選びました。母屋の照明器具は全てLEDを採用しています。 |
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- オーナーズルーム
- 賃貸ルームA
- 賃貸ルームB