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President,s Column | エバー代表のコラム

関係、それはいともたやすく崩れる。

2016年3月

必要最低限のルールというものがあります。これだけを守っていれば大丈夫というものでもありませんが、これだけは「何があっても守らなければならない」し「破ったら絶対にペナルティが下る」というもの。それが必要最低限のルールです。しかしそうは言っても、人それぞれの資質や経験値の違いなどから、その必要最低限のルールに気づかなかったり、気づいていたとしても軽んじてしまったりします。そして、その必要最低限のルールを犯してしまった時、ようやく「自分は必要最低限のルールを犯してしまった」と気づくものです。

そうならないように、人は、その必要最低限のルールというものを常に意識していかないと、簡単に間違いを起こしてしまいます。間違いばかりを起こしていると、その人はやがて、必要最低限のルールすら知らない非常識な人間、信頼をおくことができない人間、として世間に位置付けられてしまいます。

世の中には、全ての関係に必要最低限のルールがあります。夫婦であれば、収入をもたらす人を敬うこと、というのも一つのルールです。妻が夫に対して「給料なんて毎月持って来て当たり前」と考えるのは、ルール違反です。同様に「妻が自分に食事を作るのは当たり前」と考えることもルール違反です。関係において、感謝の心を失くした時点で簡単にバランスは崩れ、大切だったルールというものを意味のないものにしていまいます。

また、仕事であれば、雇われる側が雇う側に対して「今までもそうだったのだから、これからもあなたが私に仕事を出すのは当たり前」という意思表示をしたら、間違いなく必要最低限のルール違反です。雇う側が雇われる側よりも偉いと言っている訳では決してありません。相手のやっていることに感謝の気持ちを感じなくなれば、先ほどの夫婦の話のように、今までの関係なんて本当にあっけなく絶たれてしまうものなのです。それは、どんなに雇われる側の経験や技術が素晴らしかろうと、雇う側との関係は絶たれます。どんなにできる人であろうと、感謝の気持ちを失ってしまったら、もうその人とは仕事はしたくなくなってしまうものです。

必要最低限のルール。それは、相手の立場や役割をきちんと理解し、時間の経過と共に履き違えたりしないこと。相手に甘えず、なあなあにならないこと。けじめを失わないことです。

甘えが生じた時点で、どんなに強固に見える関係であっても、いとも簡単に壊れます。私たちは普段の振る舞いからして、常に「相手に甘えていないか」を注意していかなければなりません。

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