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President,s Column | エバー代表のコラム

御成エバー。

2018年5月

疑心暗鬼になることが、不調ではなく好調な時によくあります。好調なように見えて実は下り坂なのではないか?と不安に思えてしまいます。そんな時、今のまま本当にいいのか?、と疑います。そう思っていると、本当はこのままでは良くないのでは?…と思える事柄が、あれもこれもと増してきます。これがまさに私の性格なのでしょう。

エバーのスタッフは優秀なので、私は数多くのことをスタッフに任せています。若い感性は若い人の特権だと思っているので、私はなるべく管理監督にまわるようにしています。もちろん社長ですから、任せたとしても責任は私がとるつもりでいます。その上で、スタッフには任せられることで生まれる財産を個々がつくっていって欲しいと思っています。しかしその哲学ですら揺らいでいるような感覚があります。私にそう思わせてしまっている大きな原因が明らかに一つあります。

この夏、鎌倉にエバーグリーンホームの表札が立ち上がります。御成商店街の通り沿いに建つ、エバーグリーンホーム鎌倉御成ビル、通称“御成エバー”です。地元の方には「お酒好きのオアシスである高崎屋本店さんのはす向かい」と言えばわかりやすいでしょうか。完成に向けて現在、ご入居契約者様を募集しています(お問い合わせはエバーグリーンホームまで)。

そのために私は鎌倉に足繁く通っています。訪れるたびに、私のホームグラウンドである茅ヶ崎とは違うと感じます。鎌倉はエリアによって住民性がバラエティに富んでいますが、とくに御成とその周辺の地域というのは、そんな鎌倉の中でも抜きんでてセレブリティ感があります。古くからこちら側に紀伊国屋があるのは、だからなのでしょう。茅ヶ崎がわるいと言っているのでなく、しかし、鎌倉は周囲の湘南とは違うなあ、と、湘南生まれ湘南育ちでありながらもあらためて実感させられています。単にそれは観光都市かそうでないかの違いというものではないと思います。鎌倉はやはり湘南のほかのどの街にもない高度なブランド力が育まれた街です。

そこで私には今、疑心暗鬼が襲っています。鎌倉に拠点を構えようとしている今この時に、この街に向かってどうアプローチしていけばよいのか、悩んでいます。スタッフの持ち味である「若くて大胆な感性」にこの街を託すというのは、ちょっと違うぞ…と感じているのです。むしろ経験値に優れ、オーセンティックな感覚に回帰した感性の方が、この鎌倉という街には必要に思えるからです。いっそ簡単に言うなら、鎌倉は若さで突破できるほど生易しくはないということです。

御成商店街のもつ親しみやすさと洗練の中、その景観や雰囲気を大切に守りながら、御成エバーがもうすぐ姿をあらわします。地域のために役に立つ施設として在り続けることに努めたいと思っています。