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President,s Column | エバー代表のコラム

現場の皆様、自愛を。

2018年7月

サッカーのワールドカップが大詰めにさしかかってきました。日本は予想外の大健闘で盛り上がることができてよかったですね。サッカー通の方はよく、日本のサッカーはスピードがある、と仰います。しかし、ワールドカップに出てくる海外の代表選手、笑っちゃうほど速いじゃないですか。テレビの前で「エエッ!?」と声を上げて驚いてしまいます。本当に日本のサッカーはスピードがあるのかなあ?などと思ったりもします。しかし上には上がいる。それくらいサッカーの世界一流の壁というのは高いものなのでしょうね。

そして国内はあっけなく梅雨が明けました。台風がやってきていて、本格的な夏というのはまだですが、湿気も含めて真夏の兆しが感じられるこの頃です。私たちの業界は、夏に気をつけるべき点があります。熱射病です。

よく炎天下はこわいと言います。もちろんです。直射日光にさらされる現場は注意をしなければなりません。しかしもっと恐ろしいのは、実は炎天下ではありません。建物の中で作業をする者たちです。

たとえば炎天下であれば、日差しの強さを気にしつつ、日陰で休んだり、水分を適度に取って休憩したり、そういったいたわりを自然にします。万一、暑さに負けて倒れたとしても、外を歩いている人に見つけられたりして最悪の状態を免れることができます。ところが建物の中で黙々と作業をする者たちは、直射日光のようなわかりやすい敵を感じないまま、温度と湿度が時間を経るにつれて上がってゆく屋内で、黙々と集中して働きます。仲間がいていたわりあい、相手の健康状態を把握しながら作業ができればいいですが、職人はだいたいが単独で黙々と作業を行います。慣れているから大丈夫だ、と自信がありつつも、彼は延々と密閉された蒸し暑い空間に居続けます。それは言わばサウナの中で何時間も体を動かし続けるようなものです。突然意識を失います。しかし発見できる人間は周囲にいません。倒れてそのまま見つけられることがなく日付が変わってしまうこともあるかもしれません。そうなると大げさでなく、死に直結します。

現場の職人は大方が自営です。彼に何かあった時に十分なフォローが準備できているかが心配になります。それは本人のみならず、ご家族にとっての大問題にもなります。しかし、そんなことより何より、エバーのスタッフである以上、仲間としてそんなことになって欲しくありません。

先日、エバーの今年のメイントピックである「御成エバー」が竣工しました。多くの関係者やスタッフ、職人の皆様方のおかげです。そして次は新たなプロジェクト「江の島エバー」で多くの職人方のお世話になります。健康管理を怠ることなく、自愛と共に仕事に励まれることを願います。